レジームチェンジ反対

2008年02月09日

アカ、ダメ、イヤの茶色の朝に

 ペットの毛色を茶色に統一するというばかげた法律です。なぜ茶色かといえば、科学的な「選別テスト」によって、「茶色がもっとも都市生活に適していて、子どもを産みすぎず、えさもはるかに少なくてすむ」という結果が出たからだといいます。ファシズムでは定番といえる似非優生学です。しかし、法律によると、茶色以外のペットは、処分しなければなりません。

「茶色の朝」を迎えないために JANJAN 2004/06/24
http://www.news.janjan.jp/living/0406/0406205775/1.php


あ〜、もうずっとユーウツな記事が続くよ
まあもちろんこんなことを書くために
あたしはここに乗り込んできたんだけどね

とりあえず、
あたしを「東側の残党」のひとりなどと思っているやつがいるみたいだからいっとく

そもそもあたしは
徒党を組んでよってたかって
地獄をくぐり抜けてきた
あるいは今地獄を体験している
あるいはこれから地獄を彷徨うことになる
そんな一個人を糾弾するような連中が
宇宙で一番嫌いだ
犯罪人を生み出す社会に責任を取ることもしないで
……ここ、重要よ
社会に責任を取らせる、でなくて
社会に責任を取る、ですから
とにかく自分の世界のでたらめさを
「なんか変だけどどうせ馬鹿な連中が馬鹿やってるだけだから」と言いつつ
意識の内側に封印して
文字通り見て見ぬふりをして
まさにその人目に触れないところで
そこに追い込まれてしまう人々を
地獄を決定づけられた人間を

わいわいとよってたかって罵倒する

そんな人間集団を本気で憎悪する
けがらわしい、と思う
だからナベツネがやってたような球団、もとい糾弾と
自己批判と粛正を組織的に実行して悦に入るような変態革命集団や
ベトナム帰りの若者に
人殺しと吐き捨てるような純粋無菌平和主義者の群れや
そして
よってたかってひとりの人間を暴行するような
ケダモノどもを本気で憎悪する
人間の本質がそれなら
あたしは人間をやめる

「そういうお前もイシハラだ何だとよってたかって糾弾してんじゃん」

あたしは
カエサルや始皇帝やヒトラーやといった
そんなのが実際に自分のそばにいて
自分の手には適当な「えもの」を持っていて
この思いの
この思いのたけをぶちまけるチャンスは
今しかないという状況に置かれたら

脊髄反射的に、しかし必然の帰結としてそれを実行しちゃうのかもしれない

俺しかいなかった
いや、あの場に導かれたというべきか
気が付けばそこに
俺がいて
奴がいた
仕方がなかったんだ
たとえ明確に意図的だったとしても、あるいは
……それが
自分の無意識の中で醸成されたあるひとつの思念
その意志が偶然を装い
実に巧妙にそれを仕組んだ結果だとしても
やはり、仕方がなかったんだ
そういって神にすがるかもしれない
そういう地獄におちるかもしれない
糾弾と、自己批判と、仕方がないの無限回廊
そんな牢獄を徘徊することになるのかもしれない
そして最後には粛正され

人間の域からこぼれおちる

でもあたしはそんな生き方はしたくない
だから
悪魔に魂は売らない

まず、それがひとつ


で、ここから先はあたし個人のたわごと、ね、ま、ここにいらしてくれる方々にいちいちことわらなくてもいいとは思うけど、今回は個人的だっていうところにしっかり付箋をつけときますです

イシハラがただのお年寄りだったら
ほかに影響を及ぼすことのない好々爺だったら
要するに
ファシズムに媚びることを強制させられた、
無理矢理にそれを選択させられた親や教師や
高校を卒業してすぐにジャングルや砂漠で地獄を体験させられた若者や
日常的にイエの中で一族からいわれなき迫害を受けている「主婦」や
あるいは
誰もが目をそむけるような罪業を背負わされたひとりの少年
たとえばそんな人々だったら
そんな一個人を
罵倒したり、糾弾したり、粛正したりはしない

あなた方の中で罪を犯したことのないものだけが……

イシハラは馬鹿なことをいっている
でも、まさにその馬鹿さ加減が常軌を逸しているものだから
超人的だから
我々の無意識の罪をうまい具合に中和するんだ
思うに
イシハラ的なものは
社会が望んだ麻薬みたいなもので
それはうちらの社会が複雑化し大きくなればなるほど
うちらの無意識のさらに外に追いやられていく
虐げられしものたちの存在
それを見ることは痛い
その声を聞くことは痛い
その痛みを感じることは

辛い

だから
必然的に、というか絶対に
イシハラ的なものはかならずやってくる
そういう前提でものごとを考えたほうがいいんじゃないかな
というか考えたやつがいて
いや、考えてくれてらした方がいらして
ずっと考え続けてくれた人間が存在して

その結実、それが法の精神、立憲主義の基本なんじゃないかと

人間社会に独裁者の創出は必然
だから
それを封印しとくための
お札が必要なのよ

それで
その封印を解きたいなと
思う人間がいらした場合どうするか

まず、邪魔なのはマルクスの思想だ、ということのようですよ

マルクスの思想は自由を求める人間にとっては暑苦しいしろもので
だから勘違いした奴がわざわざ狭いセクトを作って
その中でガチャガチャやってたりするんだけど
それで誤解されてる部分があると思うんだ
でもね
そこに書かれてあることは
ひとたび独裁者が現出しそうになると真実味が増してくるみたい
ひとりの人間に社会をコントロールする力が集約されてくる
そんな中央集権的な体制が組み敷かれていく最中に
その機能を発揮するというか
意味を持って動き出すというか
つまりは
社会の罪をたったひとりの人間に還元することを許さない
そういうことが書かれてあるのだと思うんだ
読んだことないからわかんないんだけど
そこ、おこらないでね
あくまでも個人的なたわごと、ですから
そこで

今のロシアや北朝鮮がその最たるものじゃないのか

そういう意見があるよね
あたしも北朝鮮や今のロシアは怖いよ
でもその怖さと共産主義は何の関わりもない
なんなら
聞いてみるといいいよ
共産主義国家は素晴らしいですねって
そこの人に
「とんでもない、さんざんだよ」
って言葉が返ってくるから
でも、そこのあなた
だから共産主義てのはwwなんて
誤解しないでよ
かの国の人々で
社会を読むことができるものは
さっきのさんざんだよ、って感傷的な気分の後ろで
「うちが共産主義国家なはずがあるか」
必ずそう思ってるはずだから
これはあたしらが
「うちって本当に法治国家なの?」
って立ち止まるのと相似形で
そのあとに
「憲法ってのは押しつけられたものだからうちには合ってないのかも」
というふうにつながってくるところと
ちょうど左右の両対称をなすわけだ

とりあえず難しいことは抜きにしよう

昔からそうなんだけど
独裁者が出てくるためには
お札を取り除かないといけない
そのお札ってのは
聖書であったり
「資本論」であったり
憲法であったり
するんだけど
そのときに彼らが最初にはじめることは

結局やっぱり、言葉狩り、だったりする

机上の空論だの
ヒステリックだの
時代にそぐわないだのと
ガーガーわめき散らして
そこに書かれていることを
有名無実化する
まずはそこから手を付ける
そうして
ぐずで、とんまで、かいしょなしで
ひとりじゃな〜んにもできない
そんなへたれなあたしらに
賢い方々がプレゼントしてくれた
尊い思想に取り憑いて
残虐な事件を人権派の弁護士とからめたり
労働組合ををよくわからないテロ組織まがいの集団とからめたり
自由なネット言論をアングラサイトとからめたり
こんなふうに汚れた印象をなすりつけ
「対案」という名の書き換えをはじめるのだ
そこに何が書かれてあるか
とんまで、なまけものなあたしたちがしらないうちに
大事なものが全部なくなっちゃう

残念なことに
やつらのもくろみは着々と進行しつつあるよ
誰もマルクスを知らないのに
共産主義のことを現実の場で口に出すことが
はばかられる
「護憲」っていう言葉にも
同様の響きがなすりつけられているよね
気づいてる?
だからあたしらはそんなくそったれな空気に
対抗しなくちゃいけない

(あ、そんなんやだ、っていうひとはもう読まなくっていいからね)

そうあたしは対抗する
それで
対抗する気があるのなら
言葉を解き放たなくちゃ
それであたしはまず

俺たちはこの国に住んでいて本当に法の下に平等なのか

ここからはじめたい

(あ、そんなんやだ、っていうひとはもう読まなくっていいからね)

受験戦争を生き残ってきたみなさん
(も、いろんな意味で「そうでない」みなさんも)
みんな恥ずかしいのか口に出していわないけど
あの戦争はそれなりに壮絶だったと思う、ぞ
実際に
地獄に耐えられず薬物中毒になった方
地獄からの脱出を試みて単車でガードレールに激突した方
地獄に、登校するのを拒み、今も自らの部屋で無限回廊を彷徨っている方々
そして
有刺鉄線と鉄の扉の中で教育を施され
知性を格好良さの対極にし向けられ
学ぶことに懐疑的になった
数多くの方々
そんなあたしと一緒にやってきた戦友たち

とりあえずあたしはそこに立ち戻るしかないからそこから声をあげるんだけど

えー、こほん
戦友たちよ
今こそ
そこで手に入れた知恵を持って
アカ、ダメ、イヤの空気を振り払い
「知」の信仰を取り戻そうではないか
聖書に何が書かれているか
それを読んで
アメリカのやってることがキリスト教的なのかを論じようじゃないか
『資本論』に何が書かれているか
それを読んで
北朝鮮が共産主義国家なのかを論じようじゃないか

何、めんどうくさい

じゃあこうしよう

日本国憲法を読んで

日本が法治国家なのかを論じようじゃないか

我々の自由と誇りのために

受験戦争の生き残りであるみなさん(も、そうでないみなさんも)

あの狂騒の中、日本が手に入れた

その無尽蔵の知恵を世界に還元する

その時がきましたよ

さあ、受験戦争とはなんにも関わりのない皆さんもご一緒に

日本人は馬鹿ではない
自分の国ぐらいは
自分で治められるよ

それを世界に証明してやりましょう

この東の果ての

義理と人情の島国が誇る

「知」のダイナミズムを世の人々に見せつけてやりましょう

それでこの地球を覆う澱んだ空気を吹き飛ばして


でっかい太陽で世界中を照らして差し上げましょうや




岩国が日本の民主主義のモデルとなるように
日本が世界の民主主義のモデルとなるように

願いを込めて祈りを捧げます

2008.2.9
posted by gon at 07:50| Comment(12) | TrackBack(18) | 壊憲手続き簡略化法案 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
この記事へのコメント
拙宅で嫌な思いをさせてすみませんでした。
はやいとこけりをつけても良かったのですが、タイミングを逸してしまいました。
管理人の未熟さを実感させています。
ただ、(もしかしたらワタシの未熟さがこの)力の入ったエントリーにつながった(かもしれない)ということでは、よかったのだろうか? と弁解をしてみたりして(爆)。
Posted by dr.stonefly at 2008年02月09日 09:24
ステキ。兄さんステキ。

詩人エロガッパなどと、陰でこっそり呼んでいたのを撤回いたします。感動しました。

義理と人情の国の「知」のダイナミズム。
その片鱗こそが、日本国民に大歓迎されて大切に受け継がれてきた「日本国憲法」なのだと思います。

Posted by 水葉 at 2008年02月09日 10:25
お久しぶりです。
トラバ、ありがとうございます。(おそらく「馬鹿」繋がりなのでしょうが・・・・、私、http://teagon.seesaa.net/article/82766265.htmlの冒頭で引用されている「精神的に向上心のないものは馬鹿だ(『こころ』夏目漱石)」の言葉に感銘を受けていたことを受けて、拙記事を書きましたので・・・・トラバ嬉しく拝見しました。

>日本国憲法を読んで
>日本が法治国家なのかを論じようじゃないか

そうですね・・・・「憲法改憲」の方向に進んでいる感があるからこそ、「憲法とは何か、何が書かれているか」よく考える必要がありますね。(いろいろな方のブログを拝読させていただいて、学習中の身ではありますが・・・・なかなか自分の言葉にならなくて、苦慮する日々です。)
その結果、変えるべきところもあるかも知れないけど、護るべきところもあると思うので・・・・ただ「変えれば済む」と言うものではないと思います。

>義理と人情の国の「知」のダイナミズム。
素敵な言葉と思いました。

水葉さん(はじめまして)が仰るとおり、そのダイナミズムの一つの形が「日本国憲法」なのでしょうね・・・・。

Posted by アカリ at 2008年02月10日 08:16
dr.stoneflyさま

いえいえこちらこそ失礼しました。あたしがバグの方にからんだのは名前が気に入ったからなんですよ。やまのぐちばくって人を知ってたもんだから。それから、最初ぱっと見たとき、あれ?「愚樵」さんヘンなこと言うな。なんて誤解しちゃったりして。ごめんなさいごめんなさい。すぐに気付きましたよ。ごめんなさい。

でも、あの方そんなに悪い人じゃないんだと思う。あたし、におい立つような憎悪っていうか、悪意がぷんぷんしてくるようなのには、あんなふうにはからまない。すぐ参りましたっていっちゃう。だって喧嘩なんかしたくないんだもん。わざわざこんなとこで。

でもすれ違いざまにガンを飛ばしあうのは結構好きかも(笑)。

いろいろとご迷惑、ご心配をおかけしました。
Posted by gon at 2008年02月10日 08:25
おお、水葉の女市さん

過分なるお褒めのお言葉、有難き幸せにございます。然るに、

>詩人エロガッパ

この言われなき中傷は、たとえ撤回したとしても許されるものではありません。近いうちにその熟れきった肉体でもって償っていただきますので、しかと覚悟めされよ。

てか、何であたしがリアルでエロガッパって呼ばれてんの知ってるのかと。
Posted by gon at 2008年02月10日 08:39
アカリ様

お久しぶりにございます。あたしは「護憲派」なんですが、その理由は簡単です。自分自身が憲法を知らないから。これに尽きます。

あたしはアインシュタインを理解できないからといってその書き換えをその理解できない人々も含めての賛成・反対の多寡をもって決めるというのは馬鹿げてる、と思います。

あたしはキリストみたいな人間を知らないというその理由をもって聖書に書かれてあることはデタラメだと言うのは馬鹿げてる、と思います。

同じように散々な戦争を体験した日本人を知らずに、「戦争を知らない子どもたち」があの当時の人々の選択を馬鹿にするのは、馬鹿げてる、と思います。

勉強してるのはどちらなのかと。

>力の入ったエントリーにつながった(かもしれない)ということでは、よかった
>感動しました
>素敵な言葉と思いました

dr.stoneflyさま、水葉さま、アカリ様

素直にうれしいお言葉です。有り難うございました。
Posted by gon at 2008年02月10日 08:59
gonさん、こんにちは^^
ご無沙汰してました。これからもよろしくお願いいたします。<(_ _)>

>とりあえず、
>あたしを「東側の残党」のひとりなどと思っているやつがいるみたいだからいっとく

あは、そう思うのがいるのですかね、やっぱり(笑)
私なんぞはどう思われてるのかな?普段から共産党に投票してるから、やっぱり残党かな?w

共産党に投票してるけど批判や不満はある。しかし、政治的な駆け引きなら仕方がないと思うこともあって、いちいちは憤慨しないように努力しています。

政治を見てると本当に難しい。「正論」を唱えていても、いつの間にやら逆転されて陳腐なことを主張しているという扱いになるのはどうしようもない。「時代」で片付けるのは浅はかなのはわかっているのだけれど、いつも進んでみてからしか結論付けられない。

今もトルコでスカーフ闘争があるけれどなかなか一言で決め付けられない。
どちらに付くかはその時点で要求されるけれど、トルコ国民のすべてがその二択に答えられるわけも無く、結局は「多勢に付く」となるような気がする。

あらゆることに的確な判断などは難しいと思って過ごしています。
ま、そんなヘタレですが、今後ともよろしくお願いします。では〜〜〜^^

Posted by ニケ at 2008年02月10日 16:43
ニケさま

お久しぶりです。いろいろとお疲れ様でした(謎の笑)。

>あたしを「東側の残党」のひとりなどと思っているやつがいるみたいだからいっとく

いえいえ、私まぎれもない東の島国の生き残りなのよ、というのがこのエントリの趣旨でして。はい。維新のときに坂本竜馬は何に活路を見出したか、吉田松蔭は、勝海舟は、福沢諭吉は、かれらが声をそろえて言っていたことは何か。戦後を立て直すときに何を選び、どういうふうにしてきたか。元寇のときには。どのように風を吹かせたか。どうやって風を味方につけてきたか。

少なくとも武力ではない。私の知る限り、日本のそのもくろみは常に失敗してきた。勘違いしてはいけません。日本は和の国。そして大航海時代にみんなが目指した黄金の国です。

ひるがえってみれば、今でも日本は世界中からうらやましがられるような経済力と平和憲法を有しています。そしてそれを有効に利用するための優秀な頭脳も。それを使わない手はないでしょう。

考えてみてください。世界が戦争をしている間、我々はせっせと学業にいそしんでいたわけです。長いこと世界中からたくさんの食料を援助してもらって、それで勉強してきた。そうして手に入れた能力を世界に還元しなきゃいけない。それを、さあて何に使うかとなったとき、それは今なんですけど、武器を買って世界の人々を殺すために使うんですか。最悪でしょう、そんな連中。ケダモノ以下です。悪魔です。吸血鬼です。もうたくさんです。
Posted by gon at 2008年02月11日 11:15
gonさん。
おはようございます。
トラックバックありがとうございました。
早速エントリー拝見して、結果が出てからお返事と思っていました。
「最悪」。
でした、、、

何と言っていいのか今は言葉がありません。

私は仕事柄子どもたちと接しているのですが、
受験のこの時期、子どもたちにあるのは「合格」のみ。
それはそれでいいのですが、
多くの子にとって目前の事柄を解決することだけがたちまちの目標、あとはなんにも、なんにも興味が・関心がありません、、、
可成の親も同様です。

いつも無力な自分と対峙します。

そして、今朝も、、、
茶色の朝だから、、、

では、、、またね!
Posted by せとともこ at 2008年02月11日 11:27
せとともこ様

おはようございます。

どうも気持ちよく晴れてくれませんね。でも、もしかしたらこれまでもずっとそうだったのかもしれない、と最近は思うようになっています。それは、私たちが子どもの頃の青空を、せめて子どもたちだけには青空をと願いつづけた方々の存在を、今あたたかく感じるという意味で。

子どもたちに青空を保障する責任をひしと感じつつ。

せとさまのコメントのおかげでちょっとだけ気持ちが晴れました。またいらしてください。
Posted by gon at 2008年02月12日 07:39
はじめまして。
たとえば、イシハラ的なものに対抗するひとつの方法。
ごんさんにはもう釈迦に説法なのでしょうが、Coccoという人がいます。そう、毎日新聞に連載されていたエッセイ「想い事」で、06年の一番うれしかったこととして、「ひめゆりのおばぁ達にCoccoのライブ映像を観てもらえたこと」と語っていた、沖縄出身のシンガーソングライターです。
彼女の去年のアルバムに「あしたのこと」という曲があります。

なにか訊きたいな
あのことについて
あの子のことについて
此の期に及んで

雨降る降る細い縁側
きらきらひどく痛くきれいだわ
生き延びた人なんかもいるんだろ
大人になれば全部わかんだわ

誰かいないかな
あのことについて
あしたのことについて
話してほしいの

「あのこと」とは、沖縄戦、ひめゆり学徒隊のことじゃないだろうか。
過去を正しく知り、向き合うことこそが、「あしたのこと」を考えることであり、その過去は、そのまま「あしたのこと」になるかもしれないのだから。

そして、私の2007年のソングオブジイヤーである「ジュゴンの見える丘」の歌詞。

あなたに降り注ぐすべてが
正しい やさしいになれ
正しい やさしいであれ

国家、民族、公共の福祉じゃない公共の秩序。そういう果たして実体があるのかないのかわからないあやふやなもののためじゃなく。
目の前の「あなた」と「わたし」にとって、正しく、やさしいか。
そこから離れないようにしようと思います。


Posted by なめぴょん at 2008年02月17日 00:21
なめぴょん様

おはようございます。夜明けはまだですが。(笑)

Coccoは、数年前にテレビに出ない(出なかった?)理由について、こんなふうなことを言っていたように記憶しています。

自分のことで家族がバカにされる、「あいつバカだろ」って。

うろ覚えなので、全然違うかもしれません(何か重大な思い違いがあるようでしたらどなたでもご指摘ください)が、そのときの印象が強くて、そのイメージとともに思い返してしまいます。

もうずっと前から、わたしたちは「痛み」に鋭敏な人間に違和感を覚えるようになってしまっているのかもしれませんね。

>公共の福祉じゃない公共の秩序

この違いに敏感になること。そしてなぜ今、その書き換えがなされようとしているのか。教科書と、憲法と。

>目の前の「あなた」と「わたし」にとって、正しく、やさしいか。

この視点、とてもわかりやすく入ってきて、すぐさま、わたしの胸に大きな存在感をもってどっしりと腰をおろしました。本当に素敵な言葉を有り難うございます。

Coccoの「四月馬鹿」という歌の一節です。(「Cocco 馬鹿」でググると出てきました。わたしって失礼なやつですね。でも、ぜひすべての歌詞を読んでみてください。胸をうたれます。)

名残桜の下で 彷徨う
僕らにも 明日は来るけれど
君がいない 月の下

眩いもので 世界溢れ
届かない手紙を ポケットに
君がいない 四月が来る

数年ぶりにCDを買うことになりそうです。

外国は行ったことないのですが、特に中国はわたしにとって憧れの地です。あちらにも素敵な方がたくさんいらっしゃるんでしょうね。

では、またいらしてください。

Posted by gon at 2008年02月17日 04:44
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