レジームチェンジ反対

2007年05月10日

牙をむく国家

第三条  自衛隊は、我が国の平和と独立を守り、国の安全を保つため、直接侵略及び間接侵略に対し我が国を防衛することを主たる任務とし、必要に応じ、公共の秩序の維持に当たるものとする。
2  自衛隊は、前項に規定するもののほか、同項の主たる任務の遂行に支障を生じない限度において、かつ、武力による威嚇又は武力の行使に当たらない範囲において、次に掲げる活動であつて、別に法律で定めるところにより自衛隊が実施することとされるものを行うことを任務とする。
一  我が国周辺の地域における我が国の平和及び安全に重要な影響を与える事態に対応して行う我が国の平和及び安全の確保に資する活動
二  国際連合を中心とした国際平和のための取組への寄与その他の国際協力の推進を通じて我が国を含む国際社会の平和及び安全の維持に資する活動
3  陸上自衛隊は主として陸において、海上自衛隊は主として海において、航空自衛隊は主として空においてそれぞれ行動することを任務とする。


もともと憲法違反の疑いのある法律なんだが
自衛隊の活動についてはどれも「平和」の文言が入っているよね

その留保のもとに お目こぼし をくれてやってるのわかるかな

ねえ

自衛隊のみなさんを 自分の部下 だと思っているお役人さんたち

聞いてますか

「普天間移設 環境調査に海上自衛隊を動員へ」
政府は、今週中にもサンゴやジュゴンの生態を調べるため、海底に調査機材を設置するが、日米同盟重視の観点から、移設計画の遅れは許されないとして、地元反対派の抗議行動を阻止するため、民間人ではなく、自衛隊員の動員を決めた。
『日テレnews24』<5/9 23:29>

「地元反対派」ではありません
地元の平和と自然環境維持のための活動をしている人間
そのひとりひとりです
平和を脅かし、自然環境を破壊する新基地建設に反対の意志を表明しているだけです
そしてこれは先の選挙で
「V字滑走路案反対」
「辺野古の徹底的な環境アセスメント」

を公約としていた仲井真知事を選んだ
沖縄県民の意向です
「地元反対派」ではないです
そのやり方は徹底して
相手の心に訴えかけるという
非暴力の姿勢
それを貫いてきました
沖縄県民が
ふるさとの海で
カヌーを浮かべているだけです
ふるさとの砂浜で
座り込みをしているだけです
自らのふるさとを
まもっているだけです


断じて「反対派」などではありません

なぜ辺野古なのですか
一度分断工作のためにばらまいた資金が
もったいないからですか

毎日遊んだふるさとの海
そこに突然基地が現れる
その憤りを

考えてみてください

あなたの言う「美しい国」とはどんな国ですか

<アクタ共和国国歌>

 世界で一番 優れた民族

   アクタ アクタ 共和国

 命令絶対  規則はいっぱい

   アクタ アクタ 共和国

『プリンプリン物語』 NHK


我が国の平和と独立を守り、国の安全を保つため、日米同盟重視の観点から、移設計画の遅れは許されないとして、 地元反対派の抗議行動 地元の環境と平和を守る人々の活動を阻止するため、民間人ではなく、自衛隊員の動員を決めた。

(家)の独立を守り、国(家)の安全を保つため、(主権者である)地元住民の平和と環境を守る活動を阻止するため自衛隊の動員を決めた。

これが現実であることに私は抗議します
これは反対ではありません
生活者の主張です意志の表明です魂の訴えです

「自衛隊は民間人の平和活動を 妨害 する権限を与えられているのですか」

そんな権限が
いつ与えられたのですか

私たちは 反対 などしていません

主権者として聞いているのです
犯罪者がいて
それを止めるものを
反対派とは言わないでしょう

辺野古の嘉陽おじいは言いました

憲法は強い
憲法を守るんじゃない
憲法は未来永劫残っていきます
かわいそうなのは我々だ
「おいこら」ですよ
もうすぐですよ
見ず知らずの他人から
そんな呼ばれ方をされるんですよ
これが「美しい国」ですか
美しい国と言うんだったら
美しい憲法を守りましょうよ



◎◎◎◎◎◎◎◎◎◎◎◎◎◎◎◎◎◎◎◎◎◎◎◎◎◎◎◎◎◎

 沈み行く太陽の手前から、青の絨毯をまくり上げた風が吹いてくる。鱗状にささくれた海原に漂う小舟の舳先に弧を描き、漁師の唄う旋律にあわせ、波の音は静かにひとつ、ふたつ、と拍子を打つ。男の肩には汗が浮かび、浅黒い肌は光を湛え、櫨が水盤をえぐるたび、きらきらと輝いている。海岸には流木が横たわり、側に貝殻が寄り添っている。その辺りの砂浜を、なにやら小動物が動いている。

 漁師の目にはその全てがひとつの風景として映っている。沈んだ太陽の行き先、海中に蠢く生物、そして人々の生き死に……。その先の先まで。
 そうして波音は静かに、リズムを奏で続ける。

 その先の先まで……。
posted by gon at 23:22| Comment(13) | TrackBack(15) | 壊憲手続き簡略化法案 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
この記事へのコメント
なんというかもう……。「安田講堂に機動隊」ですらなく「沖縄に自衛隊」ですか。
サンゴの生態を調査して、地元の人から国を「自衛」するのですか。

ここまで露骨に、暴力団やヤクザを「使う」のと同様に自衛隊を「使い」ますか。

政府っていうのは国民から「自衛」されるべきものだということですか。
これが、政府の国民に対する軍事クーデターでなくてなんだというのですか。
Posted by 人生アウト at 2007年05月11日 00:42
一般国民は、自衛隊は自分たちを守ってくれるために存在していると考えています。でも、実際は違う。これがその証拠ですね。これでも「君を守るため」なんて言うのでしょうか?
Posted by ヘリオトロープ at 2007年05月11日 01:37
こんばんは。
機動隊が学生に向かったのと同じですね。ダメージが見えにくい腹部を攻撃してくるのだと聞きました。
軍隊も、国民を守ったりしません。
「国を守るための軍隊。」というのが欺瞞だと皆が気がつけば、やすやすと騙されないのに・・・
今日もおすすめにさせていただきました。
Posted by abi.abi at 2007年05月11日 03:01
おはようございます。
MLのメンバーが防衛省広報に電話で確認したところ(10日18時)、同広報がいうには、「塩崎官房長官が記者会見のなかで否定した」そうです。

すちゃらか内閣ゆえ安心するのは早いかも知れません。動向を見守りたいと思います。
MLの内容を当方記事で追記しておきます。
Posted by dr.stonefly at 2007年05月11日 04:29
ニュースの出方と他のメディアの反応に関して、記事を書きました。

報道機関に対しアクションする必要があるのかもしれません。
あるいは労組とかも。

民放労連
http://www.minpororen.jp/
新聞労連
http://www.minpororen.jp/
Posted by kuroneko at 2007年05月11日 12:40
人生アウトさま
こんにちは

何やら情報が錯綜しているようでございます。が、軍事力を行使して住民運動を阻止するというのは、尋常ではありません。天安門事件同様、世界中から非難されるべき出来事です。これこそが本物の恐怖政治、テロリズムです。
こんなのが真偽も定まらないままテキトーにニュースに流されるニポンていうのは間違いなくアブナイ国です。ほかの民主主義諸国から見れば。国民の大半が別にそのことを気にしていない、という点で言えばこれは天安門時の中国よりヤバイでしょう。
Posted by gon at 2007年05月11日 17:54
ヘリオトロープ様
こんばんは

沖縄はいつまでたっても国に守ってもらうことはありません。その証拠に平和行進の時やテロの危険性が高まったりすると日本の警察官が基地の金網の前に立ってこちら側を向いています。彼らは強い強い「米軍基地を守るため」に県民に対峙しています。
Posted by gon at 2007年05月11日 18:05
abi.abiさま
こんばんは

税金なんですよね。彼らの活動資金は。我々が平和と民主主義と人権の保障のために納めている税金が、なんで我々の平和活動を脅かしたり、地域の環境を破壊するために使われるのでしょうか。意味がわかりません。詐欺ですこれは。
Posted by gon at 2007年05月11日 18:12
はじめまして。最近読ませていただくようになったものです。

結局、あの人の言う「戦後レジーム(政治体制)からの脱却」って
「国民主権の民主主義国家からの脱却」ってことだったんですかね。
Posted by ほるとの木 at 2007年05月12日 00:28
アクタ、って、塵芥(ちりあくた)の「あくた」でしょうか、ごんさん。

ほるとの木さん、おっしゃる通りです。「国民主権の民主主義国家から世襲政治家主権の俺様国家の脱却」ということだったんです。(T_T)
Posted by 村野瀬玲奈 at 2007年05月12日 00:37
dr.stoneflyさま
kuronekoさま

貴重な情報有り難うございます。とにかくこのデタラメはガセだろうが何だろうが方々に発信し続けていきたいと思います。
Posted by gon at 2007年05月13日 16:45
ほるとの木さま
はじめまして

>「国民主権の民主主義国家からの脱却」

そうですね。お得意のイメージ戦略にだまされかけました。でも、この先は使わないかもしれないですよ。アベシの「戦後レジームからの脱却」が民主主義の否定だという意見がグーグルにひっかかるようになってきました。もう一息です。大新聞が、テレビがそういう論調になってくれば、改憲派はその意図をたくす言葉を見失うでしょう。そしてその後でいくら取り繕っても「民主主義の否定」の払拭は無理です。実際そうなのですから。もう少しです。
Posted by gon at 2007年05月13日 17:00
村野瀬玲奈さま
こんにちは

http://www.geocities.jp/hirajirou2002/prinprin/charactor/ruchi.htm

によると
「アクタ共和国のモデルには放送当時ピノチェト将軍の軍事政権下で国民に圧制を布いていたチリ共和国(国名が塵芥・チリ=アクタというギャグ)も入っている……」
とのことです

当時はそのスラップスティックさについていけなかったのですが、今は時代が追い越してます。アパ壺妖怪軍団はルチ将軍のアクタ共和国以上のアレさです。
Posted by gon at 2007年05月13日 17:15
コメントを書く
お名前: [必須入力]

メールアドレス:

ホームページアドレス:

コメント: [必須入力]

この記事へのトラックバックURL
http://blog.seesaa.jp/tb/41400645

この記事へのトラックバック

「辺野古の闘い」…市民運動阻止のため自衛隊投入!!?
Excerpt:  昨夜MLで下のセンテンスが届き、ぶったまげた。をれは、 夏芽さんから「自衛隊と闘わなければならなくなった」と電話がありました。 という内容。 え、どういう意味やねん……、拙ブログ「辺野古の闘い再び」...
Weblog: dr.stoneflyの戯れ言
Tracked: 2007-05-11 04:36

自民党の「アメとムチ」;参院選
Excerpt: 自民、業界団体の選挙貢献度を査定へ 要望の扱いに差(朝日新聞5・8)自民党は、参院選に向けた業界団体の引き締め策として、同党への支援を数値化し、貢献度に応じて団体側の要望を政策に反映させる仕組みを導入...
Weblog: 花・髪切と思考の浮游空間
Tracked: 2007-05-11 06:09

車内で拾った産経新聞にビックリ
Excerpt:  通勤電車の中でたまたま拾った産経新聞に興味が湧いた。普段、購読していない新聞だけに、ワクワク感さえ与えられた。 産経新聞の4月18日付け「産経抄」を一読して、ビックリした。 政治記事に弱い私でもこの...
Weblog: 関係性
Tracked: 2007-05-11 11:45

日テレニュースサイト 世紀の大誤報 !!
Excerpt: 5月9日の深夜(23:29)、日本テレビのニュースサイトである「日テレニュース24」(http://www.news24.jp/83561.html)が、世紀の大誤報をしていたことが、関係者の調べでわ...
Weblog: みんななかよく
Tracked: 2007-05-11 12:28

先日のNHK「クローズアップ現代」見逃した方へ
Excerpt: 国民投票法案、11日に採決 14日成立へ という大事な話が本当はあるんです!!なのでここの記事にじゃんじゃんTB下さいお玉経由で大事なお話読んでね。ああコギトさんの悲鳴が聞こえる〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜...
Weblog: お玉おばさんでもわかる政治のお話
Tracked: 2007-05-11 15:09

山の贈り物
Excerpt: 生活クラブのメンバーで、薬剤師をされているナオコさんは、山菜取りが趣味だという。
Weblog: あしたはどっちだ!
Tracked: 2007-05-11 17:19

辺野古に自衛隊を投入?????
Excerpt: 昨日、dr.stoneflyさんにトラックバックをいただいたのだがあまりのことに呆気にとられ反応が遅れてしまった。↓こちらをお読みください、呆気にとられるでしょう? 「辺野古の闘い」…市民運動阻止のた...
Weblog: かめ?
Tracked: 2007-05-11 18:33

沖縄はグアムにならい、自衛隊はセクハラ米軍にならう...
Excerpt: ことし始めに話題になってたステルス戦闘機F22Aラプターが、あす未明(ということは、これを書いてる時間から数時間後)、3ヶ月間の任務を終え、沖縄の嘉手納基地を離陸するそうだ。沖縄タイムス(2007年5...
Weblog: ミクロネシアの小さな島・ヤップより
Tracked: 2007-05-11 23:54

素朴な疑問
Excerpt: 昨日(5/11)夕刻、ついに参院憲法調査特別委員会での国民投票法案の採決は、自民・公明両党の多数決の暴力で可決されてしまった。 時間が止まって週明け5/14が来なければいいのに、とさえ思う。 党是も...
Weblog: Saudadeな日々
Tracked: 2007-05-12 23:08

五年後ではない、二ヵ月後だ
Excerpt: 「憲法九条を世界遺産に」太田光 中沢新一去年数多出た憲法関連本の中で、この本一冊が一人勝ちをした。つまり売れた。なぜか。中沢「SMAPのメッセージが遺伝子治療のように、すーっと相手に入っていくことが出...
Weblog: 再出発日記
Tracked: 2007-05-13 08:34

まだ未完成の国民投票法〜付帯決議全文
Excerpt: 国民投票法案の参議院特別委員会での可決は,大変残念でした。 しかし,くよくよ悔やんでいたり,怒ってばかりいても仕方がないので,現実を直視して,次の事を考えないといけません(正直いうと,情けなくなります...
Weblog: 津久井進の弁護士ノート
Tracked: 2007-05-13 08:36

省と庁の違い
Excerpt: 自衛隊が平和運動に圧力をかけるかのように(あるいは、実際に圧力をかけるために)沖縄の辺野古に派遣される件に関連して、2007年1月9日に私の前のブログに書いておいた防衛庁と防衛省の違いに関する内容をも...
Weblog: 村野瀬玲奈の秘書課広報室
Tracked: 2007-05-13 23:27

6月9日「貧困に反対する」名古屋行動集会
Excerpt: 6月9日「貧困に反対する」名古屋行動集会人間らしい生活と労働の保障を求めよう!賛同人募集中賛同いただける方は…○ブログをお持ちの方やネットでお知りなった方は…賛同人募集 まで、コメントやトラックバック...
Weblog: 貧乏人集まれ・名古屋行動のページ
Tracked: 2007-05-15 22:30

半世紀前の砂川闘争から学んだこと (けやき出版,吉川勇一,2005-11-03)
Excerpt: 辺野古の年寄りたちはジュゴンの棲む美しい海を守るために8年間座り込みを続けてきた.沖縄には60年前に体験した戦争の地獄絵の記憶がある.しかし辺野古のオジィ,オバァの闘いはむしろこの沖縄の基地から飛び立...
Weblog: エクソダス2005《脱米救国》国民運動
Tracked: 2007-05-19 13:55


Excerpt: 環境アセスメント環境アセスメント(かんきょう あせすめんと)とは、環境影響評価のことであり、主として大規模開発事業等による環境への影響を事前に調査することによって、予測、評価を行う手続きのことを指す場...
Weblog: 環境用語
Tracked: 2008-02-03 09:45