てぃんさぐの花や 爪先に染みてぃ 親ぬゆし言や 胆に染みり
天ぬ群星や 読みば読まりしが 親ぬゆし言や 読みやならん
夜走らす船や 子ぬ方星みあてぃ 我ん産ちぇる親や 我んどぅみあてぃ
宝玉やてぃん 磨かにばさびす 朝夕胆磨ち 浮世渡ら『てぃんさぐの花』
てぃんさぐの花や 爪先に染みてぃ 親ぬゆし言や 胆に染みり
ホウセンカの花びらは
爪先を染めて
親の語りかけた言葉は
心を染めて
鳳仙花を摘んで
その花びらを揉むと出てくる
紅い汁
それで爪先を染めると
ほんのりとつややかにマニキュアのようだ
女の子の遊戯に託して語られる
大人になる前に
しておくべきこと
無限の言葉のやりとりの
かけがえのなさ
言の葉の羊水の
ゆりかご
せつなくなるほどの
なつかしさ
天ぬ群星や 読みば読まりしが 親ぬゆし言や 読みやならん
天にまたたく星々は
数えようとすれば数えられる
親の教えてくれたことは
数え切れない
天上の星が数えられるという
気魄
そして
親の教えてくれたことはそれ以上
無限
輪廻を放たれ
宇宙を突き抜けて
永遠を生き抜く
言葉のみがもたらす
無限大のつながり
それだけが可能にする
こころのふれあい
夜走らす船や 子ぬ方星みあてぃ 我ん産ちぇる親や 我んどぅみあてぃ
夜を行く船は
北極星に針路を委ね
私を生んでくれた親は
私に人生を託す
主語が変化していることに注目
これは子どもからの返歌
夜の航路の目当てになる北極星
広大な天幕の中で
ただひとつ動かずにある
孤高の天体
それを我が身に置き換えて
親の期待を一身に引き受ける
颯爽と
そして泰然とした魂
こんなふうなことを我が子に言わせることができれば
あとは何もいらない
詩の意図を逸脱した煩悩まみれの親のエゴ
そんな望み
だがひとつの理想型として
自らの心に留めておきたい
『日本軍「強制」は修正=沖縄戦の集団自決−高校教科書の検定結果・文科省』
3月30日17時1分配信 時事通信
許せない
おじいおばあの語ってくれた言葉
魂の叫びを
教科書が否定する
『教育再生会議 「道徳」を正式教科に 第1分科会で一致』
3月30日10時1分配信 毎日新聞
その口が道徳律を語る
はらわたが煮えくりかえる
許せない
宝玉やてぃん 磨かにばさびす 朝夕胆磨ち 浮世渡ら
どんな美しい宝玉も
磨かなければ光を失う
朝に夕にこころを磨いて
浮き世を渡ろう
幻の四番
1〜3番と比して
あからさまというのか
智に働きすぎというのか
意図がわかりすぎるとかいう批評を受けそうだ
社会へ出ると
鎧をまとってしまう
人間の心
だが
この4番を歌おうとしなくなったから
おかしくなったんじゃないか
我々大人は
心を磨き合わねばならない
ぶつけ合い、けずり合う
泥濘にすべてをさらさないと
決して咲くことのない
蓮の花のように




最近の美しいは怪しいですからねぇ(爆)
実はsafariでも上の数行が麦畑の絵に隠れてみえません。
>どんな(に)美しい
やっぱり「どんな美しい宝玉も」は変ですね。たまに日本語がわからなくなります。ちなみに上の語釈はほとんど私の意訳です。だから沖縄語の勉強にはなりません。
本当はですね、 dr.stoneflyさまのエントリ『能登半島地震から』に触発されて書き始めたんですよ、これ。でも、途中で嫌なニュースが入ってきたので、美しくまとめることができませんでした。この妖怪軍団は人がつつましく、美しく生きることすら邪魔をしてきます。許せないですね。
TBありがとうございます。
沖縄の言葉は難しくてほんとは良くわからないのですが、それでも「怒り」がふつふつと伝わりました。
これでもか、これでもかと次々繰り出してきますね。
忘れっぽいと舐められているのだから、絶対忘れず、投票で応えてやらなければと思います。
きょうは、おすすめリンクにさせていただきます。
おはようございます
消耗戦ですね。次から次へと本当に疲れます。でも、悲観ばかりでもありません。この一連のなりふり構わぬやり方はあちらの余裕のなさを物語っているのだと思います。アベシの答弁があっち行ったりこっち行ったりしているということは、ごく近い取り巻きの間でも亀裂が生じているということ。この状態で我々の声が大手メディアも無視できないほど大きくなれば必ず崩壊します。選挙では非道政治家ひとりひとりに引導をわたしてやりたいですね。実はこれが一番難しいですが、みんなで声をあげて近くの人に訴えていきましょう。本当の草の根運動。よろしくお願いします。