魔法で小さくされて
鵞鳥の背中に乗って旅をする
「ニルスのふしぎな旅」
毎週火曜日の夕飯時
わたしにとって、とても仕合わせな時間だった
この日々は永遠に続くのだ
〈 疑いもなく、わたしは、そう思っていた 〉
物語の
最後の場面
ニルスの夢の中で語られるアッカ隊長の言葉
胸に、突き刺さる
「いいですか、ニルス。これだけは忘れないで。この空も、あの森も、湖も、人間だけのものではありません。私たち鳥や動物、そして草や木や花、この地上で生きているみんなのものであることを……ニルス、忘れないでね」
わたしはこの物語を逆に読んでいた
かわいい鵞鳥を殺したくなかった
少年の物語として
少年のせつない心が生み出した
ありったけの、ファンタジー
美しいこころが生み出した
涙の物語として
こんなふうな、わたしの読み方は、違うのだろうか
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「ニジイロ」
少年の目は真実を紡ぎ
そこに大きな涙がひとつ
ほろりこぼれて
歯軋りひとつ
〈 仕方がない、これが生活という、ものだ 〉
少年の胸は悲しみを湛え
そこにちいさな炎がひとつ
ゆらりとゆれて
吐息をひとつ
〈 今はただ、明日を信じて、いこう 〉
少年の手は青空を描き
そこにきれいな架け橋ひとつ
自分のための光をひとつ
ふわりと浮いて
世界はひとつ
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ところで
俺は何も鵞鳥を助けてくれと言っているわけではない
俺たちがもう少しうまくやれば
幕を閉じなくてもすむ
そんないのちがあるんじゃないかと、
言っているんだ
俺らの頭は、そういうことを考えるために
ついてるんじゃないのかい
わたしたちがもう少しうまくやれば
心をはたらかせれば
死ななくてもいい命を
救えるはずの命を
おれたちは、殺してる、んじゃないか
>この空も、あの森も、湖も、人間だけのものではありません。私たち鳥や動物、そして草や木や花、この地上で生きているみんなのものであることを……



昨日は無神経な事を言ってしまって本当にごめんなさい。
このエントリーの言葉をひとつひとつ噛み締めながら読んでました。
どうして、ほんの少し心を働かせることが出来なかったのかなと…。
ではでは、また来ますね!