レジームチェンジ反対

2008年07月11日

物語

意地悪な少年が
魔法で小さくされて
鵞鳥の背中に乗って旅をする

「ニルスのふしぎな旅」



毎週火曜日の夕飯時
わたしにとって、とても仕合わせな時間だった
この日々は永遠に続くのだ

〈 疑いもなく、わたしは、そう思っていた 〉

物語の

最後の場面

ニルスの夢の中で語られるアッカ隊長の言葉

胸に、突き刺さる

「いいですか、ニルス。これだけは忘れないで。この空も、あの森も、湖も、人間だけのものではありません。私たち鳥や動物、そして草や木や花、この地上で生きているみんなのものであることを……ニルス、忘れないでね」


わたしはこの物語を逆に読んでいた
かわいい鵞鳥を殺したくなかった
少年の物語として

少年のせつない心が生み出した

ありったけの、ファンタジー
美しいこころが生み出した
涙の物語として

こんなふうな、わたしの読み方は、違うのだろうか

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「ニジイロ」


少年の目は真実を紡ぎ

そこに大きな涙がひとつ

ほろりこぼれて

歯軋りひとつ


〈 仕方がない、これが生活という、ものだ 〉


少年の胸は悲しみを湛え

そこにちいさな炎がひとつ

ゆらりとゆれて

吐息をひとつ


〈 今はただ、明日を信じて、いこう 〉


少年の手は青空を描き

そこにきれいな架け橋ひとつ

自分のための光をひとつ

ふわりと浮いて

世界はひとつ


========================

ところで

俺は何も鵞鳥を助けてくれと言っているわけではない
俺たちがもう少しうまくやれば
幕を閉じなくてもすむ

そんないのちがあるんじゃないかと、

言っているんだ
俺らの頭は、そういうことを考えるために
ついてるんじゃないのかい


わたしたちがもう少しうまくやれば

心をはたらかせれば

死ななくてもいい命を

救えるはずの命を

おれたちは、殺してる、んじゃないか




>この空も、あの森も、湖も、人間だけのものではありません。私たち鳥や動物、そして草や木や花、この地上で生きているみんなのものであることを……
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posted by gon at 18:07| Comment(1) | TrackBack(0) | つれづれなるままに | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
この記事へのコメント
gonさん、こちらでは初めまして。
昨日は無神経な事を言ってしまって本当にごめんなさい。
このエントリーの言葉をひとつひとつ噛み締めながら読んでました。
どうして、ほんの少し心を働かせることが出来なかったのかなと…。
ではでは、また来ますね!
Posted by akiko at 2008年07月11日 23:39
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